すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


岡太の森(兵庫県西宮市)




マイナーネタ



西宮市の南小松町に岡太神社という延喜式内社がある。
昔からこの神社の敷地には樹高十数メートルに及ぶ大島桜が数多生い茂り、花見の勝地であったらしい。

江戸時代、摂津池田の国学者の山川正宣が難波への道すがら、岡太神社に立ち寄り、ちょうど花盛りであった境内の桜花を愛でて次の歌を詠んだ。

海近き岡太の森の桜花なみこもとにたち来とやみん 山川正宣


岡太神社の境内に歌碑





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そんな岡太神社に訪問してきた。


岡太神社
夏の、雨上がりの夕方に訪問したので蚊の軍団がいた。




現在の岡太の森。




現在の岡太神社の社叢は景観地区として保護されているようだ。















ほんま、究極に地味な場所でした。





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