すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
思ひきやをしほの浦の苫屋にて寝覚に秋の月を見んとは | 藤原致頼(歌枕名寄) |
「思ひきや」・・・《動詞「おもふ」の連用形+過去の助動詞「き」の終止形+反語の係助詞「や」》 で、「想像もしなかった」という意味。 「小塩の浦の漁師小屋で寝覚に秋の月を見るとは、思いもしなかったよ」という意味で、これだけでは何のことかよく分らない。 詠み手の本人にとっては何か大きな意味があったのだろうか。 これが小塩の浦の現在の姿 ![]() すぐ近くに北陸道の尼御前パーキングエリアがあり、そこから眺望したもの |