すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


音羽山(京都市山科区)





音羽山
山科盆地の東、琵琶湖の南西に位置し、北には逢坂山、南には醍醐の山々が連なる。山城国近江国の国境を形成していたことから、逢坂山との山間は古くより交通の要所となっていた。

(WIKIPEDIA)







山城国と近江国との国境にある音羽山は、この地図の通りで、ちょうど東海道新幹線が山頂直下をトンネルで通っている。






今回、東海道を京都の三条から大津まで歩いた時に、山科の一号線に架かる陸橋の上から音羽山を激写した。


真ん中の奥の山が音羽山




もう一枚





こんな音羽山は古来歌枕として有名であった


音羽山今朝越え来ればほととぎす梢はるかに今ぞ鳴くなる 紀友則(古今和歌集)

音羽山の「音」関連で「ホトトギスが鳴く」につながる





音羽山木高く鳴きてほととぎす君が別れを惜しむべらなり 古今和歌集

これもホトトギスが鳴いている





音羽山に聞きつつ逢坂の関のこなたに年をふるかな 古今和歌集

「音羽山」」から「音」を導いている





 





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遠くから山を眺めただけなので、これ以上書くことがありません






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