奥琵琶湖の万葉故地。 琵琶湖の海運が栄えていたころは、それなりに重要な町だったのだろうが、今となっては何もない、というか、何もないのが唯一のウリになるような町。（ブラックバス釣りをする人にとっては最高のポイントらしいが） インターネット事典の「コトバンク」でも 〔滋賀県〕西浅井町大浦(にしあざいちょうおおうら) 滋賀県長浜市にある地名。 北淡海(きたおうみ)・丸子船の館、二本松水泳場、腹帯観音、ファイブオーシャン奥琵琶湖キャンプ場がある。 と、素っ気ない。 こんなところ ＪＲ湖西線の車窓から。永原駅付近。 湖岸には湖岸緑地大浦園地が整備されていた。 藻みたいのが浮いているが、なんとも美しい景色である。

Ｇｏｏｇｌｅが勝手に上の三つの写真を合成したのがコレ。

こんな大浦を詠んだ歌が万葉集に残されている。

霰降り遠つ大浦に寄する波 よしも寄すとも憎からなくに

万葉集

とくに感想のない訪問でした。





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