すさまじきもの ~歌枕探訪~


(愛知県豊川市)




東海道ネタ




まあ、なんというか、たまたま東海道沿いの村の名が「桜村」だったのを、通りがかった旅人が村名にちなんだ歌を詠んだもので、別にここが桜の名所だというわけではないようだ。

散り残る 花もやあると さくら村 青葉の木かげ 立ちぞやすらふ 冷泉為村


豊川市桜町に歌碑
経緯度は 34.815900, 137.349718




旧東海道にこんなかんじで案内板が出ている



なんとも言えない空間が広がっていた
(奥に歌碑)

左の石碑は「若宮白鳥神社遥拝所」とあった



これは付近の旧東海道の様子



これも





詠み手の冷泉為村は、藤原定家の末裔で、江戸時代の公卿で歌人。和歌の世界ではそれなりに有名な人物。





若宮白鳥神社遥拝所の場所に歌碑
(豊川市桜町1丁目1-41)










桜が植えられている訳でもなく、よく分からない和歌の故地でした。








copyright(C)2012 ゆかりの地☆探訪 ~すさまじきもの~ all rights reserved.