すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
桜田(名古屋市南区)
大阪の自宅で、東海道の旅の計画を練ったが、計画段階ではこの桜八幡宮の万葉故地は訪問優先度<低>とされていた。 それが結局のところ訪問したのは、単に「年魚市潟」(万葉故地)、「井戸田」(藤原師長ゆかりの地)に近かったため。 とりあえず行ってみた。 |
桜田へたづなき渡る年魚市潟潮干にけらし鶴鳴きわたる | 高市連黒人(万葉集) |
桜田方面へ鶴が鳴き渡ってるよ。年魚市潟の潮が引いたのか。 鶴が鳴き渡ってる。 |
この地は「桜田勝景」(愛知県)の石碑が立つほど、古来眺望の良い場所であったらしい。眼下には知多の浦と年魚市潟が広がっていた。![]() 「桜田景勝」石碑 後ろに歌碑があるが、達筆な文字で、判読できなかった。 【現在の眺望】 ![]() 隣りが高校になっていた。 クラブ活動をしている女子高生もいたので、変な写真を撮ってると思われないように、無人の空間を撮影したが、結果として何が何だか分からない写真になった。 なお、桜田の「桜」というのは、この辺の地名。 名鉄名古屋線にも「桜駅」がある。 |