すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
桜井に花のさかりを我ままに ちとせの春は君ぞ見るべき | 藤原為政(大嘗会和歌集) | |
桜井渡で満開時のさくらを思う存分観賞されまして、千寿万寿の春をお楽しみください 「おかやまの和歌」(岡山県郷土文化財団) |
桜井渡は、現在の倉敷市酒津。 中世まで阿知潟の海港だった。 高梁川の河口の渡船場が桜井渡で、往昔から桜の名所であった。 この歌は満開の桜を寿いだ大嘗会の歌である。 今回訪問したのは桜シーズンの終盤の時期。 高梁川の河畔の酒津公園では桜祭りの屋台が出ていた。 ![]() と言っても、着いたのが朝早かったのでまだ店の準備をしていた。 ![]() 葉桜になっていた ![]() ちょっと花が残っていた桜の木 ![]() 運河の向こうも桜祭りの屋台が出ていた ![]() 運河沿いの桜 ![]() この桜はまだ花が残っていた ![]() こんな感じ |