すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
関屋(愛知県豊川市)
小ネタ
東名高速道路や名鉄名古屋本線、国道一号線が通り、交通の要衝
東海道の本宿(間の宿)と赤坂宿の間は、何という地名か分からないが、峠を越える部分があって、中世の一時期には赤坂側に関所が設けられていたようだ。![]() 峠の東側から撮影 もっと素晴らしい撮影ポイントがあったが、結局こんな写真しか残っていない。 峠の西側の藤川から東海道を歩いた。峠といっても、急峻な峠ではなく、なだらかな坂が上りと下りでだらだらと続くだけの地形。ただし左右の山が迫り、まさに狭隘の地であった。 ![]() 峠の東麓 地名は「関屋」 ![]() 関屋の交差点(国道一号線) ![]() 国道一号線の横に旧東海道 ![]() 街道の様子 こんな関屋の地で詠んだ歌が残っている。 |
道広く治まれる世の関口は鎖すとしもなく守るとしもなし | 覧富士記 |
室町時代の将軍、足利義教の富士山遊覧の旅の途上での歌。 |