すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


瀬見の小川(京都市左京区)




小ネタ

下鴨神社の神域にある糺の森の、「楢の小川」が河合神社に近づいた辺りで川の名前は「瀬見の小川」に変わる。

河合神社となにかとゆかりがある鴨長明は瀬見の小川に因んだ歌を詠んでいる。


石川や瀬見の小川の清ければ 月も流れをたづねてやすむ 鴨長明(新古今和歌集)


「京畿の歌枕を訪ねて」(大木理恵子)では

普通、「清い川の流れの中に月が浮かんでいる」と詠むところを「月みずからが清澄な流れを尋ねて川面に浮かんでいる」と表現している。 

とのコメントがある。



そんな、月みずからが訪ねてくるという清澄な流れの「瀬見の小川」の現在の姿






う〜ん、数百年を経て、たしかに今でも静謐な雰囲気の小川である。












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