すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


白子(三重県鈴鹿市)




「白子」と書いて「しろこ」と読む。
平安時代、伊勢平氏発祥の地とされ、「古市の白児党」として平家物語に登場するが、あんまり活躍できていない。(宇治川で惨めに流される)

白子は伊勢湾に面していて、白子浜という美しい砂浜が昔から有名。わけても、その砂浜で獲れる貝がとても白いことで知られていた。
(というか、白い貝が獲れることから「白子」という地名になったという説もある)

白子を詠んだ歌が数首のこっているが、白い貝をモチーフにしている。


月影の白子の浜白貝は浪も一つに見えわたるかも 伊勢斎宮良子内親王貝合
はるばると白子の浜白貝は夏さへ降れる雪かとぞ見る 伊勢斎宮良子内親王貝合




三重県に旅行に行った際に白子に寄ってみた。






向こうの方に松林があり、海水浴場になっている。

特に感想のない砂浜であったが、
砂浜を歩いてみてびっくりした。

なんか白いモノが・・・

白い貝がいっぱい。

こんな感じ!


やっぱり白子浜には白い貝がいっぱいあった!!!(大感激)
















もしも砂浜を歩かなかったら、この感動はなかったと思います。








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