すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


賤機(しづはた)(静岡市葵区)




小ネタを披露。

というか、山頂まで登る予定が、ひるんでしまい、イマイチな写真だけ撮ったという顛末。

賤機山は静岡の駿府城の北側にある山。
手前に浅間神社があり、そこからハイキングコースが伸びている。標高170メートル。山頂からは静岡市内の見晴らしが素晴らしいという。

そしてこの賤機山こそ「静岡」の名前の由来となったところ。
(賤→静、山→岡)



こんな写真

賤機山の南の端。浅間浅間神社。
ここから北方に山が伸びている。
この写真からは山は見えない。



神社の前に静岡名物のウナギ料理店があった。






賤機山ゆかりの歌

時雨の雨まなくしふれば駿河なる賤機山も錦おりかく 藤原公実(堀河百首)
今朝みれば霞の衣をおりかけてしづはた山に春はきにけり 九条兼実(続古今集)
たが為ぞしづはた山のながき日に声のあやおる春のうぐいす 藤原 知家(風雅集)
いつの間にしづはた山の初しぐれ染めてもみぢの錦おるらん 正三位成国(新拾遺集)

















実際に山に登ったわけでもないので
あまり書くことがありません。





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