| すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
| 小ネタを披露。 というか、山頂まで登る予定が、ひるんでしまい、イマイチな写真だけ撮ったという顛末。 賤機山は静岡の駿府城の北側にある山。 手前に浅間神社があり、そこからハイキングコースが伸びている。標高170メートル。山頂からは静岡市内の見晴らしが素晴らしいという。 そしてこの賤機山こそ「静岡」の名前の由来となったところ。 (賤→静、山→岡) こんな写真 ![]() 賤機山の南の端。浅間浅間神社。 ここから北方に山が伸びている。 この写真からは山は見えない。 ![]() 神社の前に静岡名物のウナギ料理店があった。 |
| 時雨の雨まなくしふれば駿河なる賤機山も錦おりかく | 藤原公実(堀河百首) | |
| 今朝みれば霞の衣をおりかけてしづはた山に春はきにけり | 九条兼実(続古今集) | |
| たが為ぞしづはた山のながき日に声のあやおる春のうぐいす | 藤原 知家(風雅集) | |
| いつの間にしづはた山の初しぐれ染めてもみぢの錦おるらん | 正三位成国(新拾遺集) | |