| すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
俊成社(京都市下京区)
| 中世を代表するの歌人、藤原俊成を祀った社。 藤原俊成とは、Wikipediaによると 「藤原 俊成(ふじわら の としなり)は、平安時代後期から鎌倉時代初期の公家・歌人。名は有職読みで「しゅんぜい」とも読む。藤原北家御子左流、権中納言・藤原俊忠の子。はじめ葉室家に養子に入り藤原(葉室) 顕広(あきひろ)を名乗ったが、後に実家の御子左家に戻り改名した。法名は釈阿。最終官位は正三位・皇太后宮大夫。『千載和歌集』の編者として知られる。」 平安末期の一時期、烏丸のこの辺りに藤原俊成の邸宅があったとか。 その後、俊成は別の邸宅に移っていき、その跡地を地元の人々が神社として祀ってきた。 ただし、周りの環境はどんどん変化していき、それにともなって俊成社の姿も変わってきた。 現在の俊成社 ![]() ビルの中に入り込んでいる!! ![]() なんとこのビルはホテルであった。(ホテル京都ベース 四条烏丸) ホテルにテナントとして入居しているようだ。 ![]() 前は烏丸通。 ちなみに町の名前は「俊成町」 藤原俊成の代表歌 |
| 世の中よ道こそなけれ思ひ入る山の奥にも鹿ぞ鳴くなる | 藤原俊成(百人一首) | |
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平家都落ちの際の藤原俊成と平忠度の師弟のエピソードは有名であるが、どうも平家物語と能「俊成忠度」のストーリーは若干違うようだ。 とはいえ採り上げているのはこの歌 |
| 行き暮れて木の下陰を宿とせば花や今宵のあるじならまし | 薩摩守忠度 |
| う〜ん、この歌はとっても「いいね!」 |