すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


隅田(和歌山県橋本市)



真土山 夕越え行きて 廬前の 角田川原に 独りかも宿む 万葉集
 真土山を夕暮れに越え、廬前の隅田の川原に一人寝る


JR隅田駅前に歌碑


奈良の都から南海道を通って紀の国へ向かうには、大和と紀の国の国境の真土山を越えて行くのであるが、真土山を越えたところに隅田があり、今夜は隅田の紀ノ川の河原で一人で寝よう!という歌意。

和歌山県橋本市の隅田(すだ)にやってきた。
ひょうきんなJRの駅舎があった。
感想は特にな〜し。

落書防止のために先に絵を描いたとのこと。
先手必勝らしい。






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 先日、東京の隅田川へ故地巡りに行ってきた。
ところが、東京にも「まつちやま」(真土山、待乳山)があり、その傍を「隅田川」が流れていて、「真土」と「隅田」の組合せ偶然なのかどうなのか、びっくりしました。(関係あるのかな?)












車で行ったにもかかわらず、隅田の川原に行かなかった。
紀ノ川の川原でキャンプをすると万葉歌人の気持ちを体験できるかも。





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