「杉村の森にて、郭公(ほととぎす)を聞きて」

はぶきつつ今や都へ郭公 過(すぎ)がてに鳴く杉むらの森

実方集

「和歌の歌枕地名大辞典」によると、 　・杉村の森は滋賀県犬上郡多賀町杉、 　・琵琶湖と伊勢とを結ぶ杉坂の登った山間の村、 　・多賀大社の神木を守る人達の集落を言う、 　・「森」は集落の森。 インターネットの情報によると、杉の集落は１９７０年代に廃村となり現在では定住者はおらず、ボランティアの人によって清掃管理されているとのこと。 廃村マニアではないので、あまり杉の集落には興味が無く、それならその集落の人達が守っていた多賀大社のご神木の杉の木を見てみようということになった。 【訪問しました】 「クマ出没注意!!」の看板があって、びびりました こんなかんじの山道をひたすら上ります 車が離合できそうなところは殆ど無かったが、車も走っていない 往復で２回すれ違いがあった こんなかんじの上り道がつづく 高低差で500メートルぐらい上る ここが多賀ご神木の場所 どの木がご神木か探したが、分からなかった もしかすると枯れたのか、それとも判別がつかないくらい若い木なのか とにかく、山道をひたすら上って、ここまで来たことに満足した 木々の間から平野が見えた

往復にかなりの時間を要しました





copyright(C)2012 すさまじきもの〜「歌枕」ゆかりの地☆探訪〜 all rights reserved.