すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
鳴けや鳴け高田の山の時鳥このさみだれに声な惜しみそ | 拾遺和歌集 |
「高田の山」は石見国の歌枕らしいが、数カ所の候補地があるものの、あまりにマイナーなのか、場所の特定についてそれほど研究もされていないようだ。 ただし候補地の中で、大田市三瓶町の「 「志学」は15歳の異称なので10代の若者が多いとか、勉強する人が多いとか、いったいどんな場所なのか、気になってしまった。 そのような経緯があり、高田の山の候補地は「志学」で決定となり、さっそく現地へ向かった。 ![]() 「ゆっくりネ! 志学の景色は タダなんです!」の交通標識が気になった ![]() 「高田の山」は志学にあったとして、どの山なのか分からないので、とりあえず周辺の山を撮影していった ![]() この中にある山なのかな ![]() 高台から撮影。志学は山だらけの場所だった 多分、この中に「高田の山」はあるだろう 【お勧め】 ![]() 地元の共同浴場に入った、 三瓶温泉 志学薬師 「鶴の湯」(大田市三瓶町志学932-1) とてもよかった 真夏に行ったが、湯温は熱すぎず、じっくり湯につかることができた 建物の前に大量の風鈴が設置されていて、とても涼しげだった 温泉マニアも満足する湯のようだ |
このページを作っていて、インターネットを見ていたら、「志学」という地名の由来が分かりました。 志学の古名は「四岳(しがく)」であり、三瓶山の四つの峰(親三瓶、子三瓶、孫三瓶、女三瓶)がその起源とのことです。 【志学地域総合情報ウェブサイト】の『志学の由来』より |