すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


高原(和歌山県田辺市)




熊野古道は、紀伊田辺から熊野大社へ向かって、山の中を歩くことになりますが、昔の道はどちらかというと、川沿いよりも山の尾根伝いに歩いていたようです。
その中でも、滝尻から近露へのルートはいったん山の上まで登り、尾根をたどって歩き、また下りるという過酷なコース。


ヨメと歩きました。
こんなかんじでした。









登っていったら尾根に出て、そこからの景色は最高でした。



果無山脈(「はてなし」と読む)





そして、ここに高原熊野神社がありました。


すごい杉がありました。




高原や峯より出づる月影は千とせの松を照らすなりけり 後鳥羽院

後鳥羽院の熊野御幸の際の歌らしいです
けれども、「高原」って一般名詞のように思えるのですが、どんなもんかな。





下りの写真





いやはや大変であった。
なにが大変なのかと言うと、ヨメがひたすら「つかれた〜」
とか「しんどい〜」とか連発して文句ばっかり言ってたこと。
単独行の倍ぐらい大変だった。


 


 






登山のような行程でした。




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