すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
中山道六十九次の、江戸から64番目の宿場町は高宮宿。 中山道の宿場町の中では、武蔵国の本庄宿に次いで二番目に大きい。 「お伊勢参らばお多賀へ参れ」で有名な多賀大社の最寄りの宿場町であり、多賀大社一の鳥居がある。 そんな高宮は、「高」が縁起の良い字であることから、近江国の大嘗会和歌の、いわゆる「常連校」だったようだ。 |
皇太后宮大夫俊成卿 |
高宮の宮人いかに |
兼仲卿(夫木和歌抄) |
たみのとのけぶりにしるし豊かなる みよをぞあふぐ高宮の里 | 正二位前権大納言胤定 |
すべらぎの千代のはじめに近江なる 名も高宮の里ぞにぎはふ | 正二位行権大納言光成 |
■現地訪問 高宮宿の現在の様子 (連続写真) ![]() ![]() ![]() ![]() 高宮神社 ![]() ![]() ![]() 多賀神社の一の鳥居 ![]() ![]() 本陣跡 ![]() 脇本陣跡 ![]() ![]() 宿場町の面影がよく残っていて、素晴らしいと思った。 あまり観光地化されていない様子だった。 広重 木曽街道六十九次 「高宮」 Wikipedia ![]() 水位が低くなって橋脚が見える犬上川の様子 川の向こうの建物が並んでいるのが高宮宿 |