すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


高月山(岡山県井原市)






霧はるるたかつきやまの月影につらもみだれず雁は来にけり 藤原輔博(夫木和歌抄)






「つら」は列のこと。
夜霧が晴れ、高月山の月影を、雁が首領を先頭に列を作って飛んでいる様子を詠んだもの。
この歌の感想として、雁は夜に寝ず、みんなで飛ぶという習性があることに驚いたし、そういえば有名な切手の「月と雁」は月夜に雁が複数で飛んでいる構図になっている。
昔は雁も日本国中にたくさん居て、狩の対象になっていたようだが、現在では個体数が減り禁猟となっている。











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