すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


土岐(とき)(こほり)(岐阜県土岐市)







(あずま)へ下るに、美濃国土岐の郡にて
旅人の(わび)しきは草枕 雪降るときのこほりなりけり 源重之


「時」と地名を掛けている。

作者は東国へ向かう途中、土岐郡を通過した際に、実際に雪が降ってきて侘しい経験をしたのだろう。

土岐郡は、日吉、楢原、異味、土岐、駅家、余戸の六郷からなり、現在の多治見市の一部、土岐市の全域、瑞浪市の大部分である。

対象となる地域が広すぎて、どこに行ったらいいか迷った結果、土岐を象徴する「焼き物」、その初めて窯を開いた陶工を称える石碑「 陶祖碑 」を尋ねることにした、が失敗だった。



普通の公園の一角に巨大な石碑があったが、説明板もなく、滞在時間は10秒ぐらいであった。



その後、土岐川を撮影したり、



JR土岐市駅を撮影したが、イマイチしっくりこなかった


あとから考えると、観光拠点の「もとてらす東美濃」や道の駅「土岐美濃焼街道」、「セラミックパークMINO」などへ行ったら良かったと思う。(あまり焼き物に興味ないが)












焼き物と歴史の町らしいです





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