すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
夕潮につれてや来つるいとどしく足早船の |
今川了俊(道行きぶり) |
周南市の富田を詠んだ歌。 富田は、山陽道沿いにあり、また瀬戸内航路の要津であったことから市場町として栄えた。 雨が降りそうなので、村雲と競争するようにどの舟もいよいよ速度を上げて多く集まってきた、って感じで、釣舟で賑わう湊の様子を詠んでいる。 富田の「富む」と船が「多い」を掛けている。 今の様子 ![]() 周南コンビナートになっていた 周南大橋が見える ![]() コンビナートの中心は徳山下松港のほうで、富田の辺りはそれほど工場が集積していない ![]() 石油化学コンビナートなので夜景がきれいらしい |
う〜ん、パノラマモードにするほどの光景でもなかった |