すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


豊岡(兵庫県豊岡市)





秋篠宮家の長女眞子さんと、その夫の小室圭氏については、人それぞれ色々と腹蔵するところがあると思うが、私と妻にとって一連の騒動はある種の奇貨となって夫婦の絆を太くしてくれた天佑のような出来事であった。

2017年の婚約内定会見から世間の耳目を集め続けた小室夫妻。その報道に接するたびに不愉快で不快な気持ちを抑えられなかったが、妻も同じ気持ちだったようで、毎日のように某小室氏ネタで話が盛り上がった。

某小室氏のお母さんが登場したり、某小室氏がニューヨークへ高飛びしたり、某小室氏が弁護士試験に落ちたりと、その話題は尽きることがなく、日々高まる不快感の捌け口としてますます夫婦の会話が増えた。

思えば、子供が成長するとともに夫婦の会話がなくなり興味あることも全然重ならないので、あまり会話のない夫婦になっていた。小室夫妻のおかげで楽しい(?)会話が復活したので、小室夫妻にはある意味感謝しているし、これからも不快な話題を提供し続けてほしいものだ。











秋篠宮殿下と同妃紀子様は小室真子様のご両親であられる。

秋篠宮ご夫妻は2005年に豊岡市で開催された人工飼育したコウノトリを野生に返す放鳥式に出席された。

そして翌2006年正月の歌会始で「笑み」という歌題でコウノトリに因んだ歌をお詠みになられた。


人々が笑みを湛へて見送りし こふのとり今空に羽ばたく 秋篠宮殿下
飛びたちて大空にまふこふのとり 仰ぎてをれば笑み栄えくる 秋篠宮妃殿下


木箱からコウノトリを1羽ずつ放した時のお気持ちを詠んだものらしい。

直後の2006年2月に紀子様ご懐妊兆候の発表を経て、同年9月に悠仁親王様が誕生。

コウノトリは赤ちゃんを運んでくる鳥とされているが、まさにその通りになったとして当時は話題になった。









【豊岡の兵庫県立コウノトリの郷公園へ訪問】
(兵庫県豊岡市祥雲寺128)


この日は朝から丹後半島を回り、城崎を経由して豊岡へ到着
コウノトリの郷公園は豊岡市の郊外にある
正面の建物は兵庫県立大学 豊岡ジオ・コウノトリキャンパス



なんか人が少ないと思ったが、休園日だった
コウノトリにそれほど関心がないので、問題なし



閉まっていた門の外から秋篠宮殿下・秋篠宮妃殿下の歌碑を探す。グーグルマップで位置を確認した



上の写真の拡大
かなりの大きさの歌碑だった



郵便ポストもコウノトリ



ショップも全て休み



夏休みに行ったが、この公園も夏休みなのかな



再現されていた里山の風景

















その他、豊岡を詠んだ句


行李編む 里のも 青みつゝ 由利由人
豊岡城に【句碑】
行李は豊岡名産の「柳行李」、由人は(1878生)は豊岡町長を歴任



おもむろに 晴れ上りたる 雪山河 紀陽
豊岡城に【句碑】
 但馬の冬は雪雲に覆われて晴れ上がることは極めてまれなこと
紀陽は豊岡藩京極家の当主で、高浜虚子の子弟、ホトトギス同人














最近の夫婦の会話は朝ドラネタです
(「ちむどんどん」に切れています)






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