すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
鶴岡八幡宮とは、
八幡宮は「武家の守護神」として有名であるが、九州の宇佐や京都の石清水の八幡宮ではあまり武家の印象がなく、なんとも腑に落ちなかったが、、鎌倉の鶴岡八幡宮において初めて「武運の神様」を素直にイメージできるもの。 ■ 現地訪問 訪問した日は大雨で風も強かったので、観光客も少ないだろうと予想していたが、行ってみると外国人を含め大変な賑わいであった。 ![]() 海岸の由比ヶ浜から一の鳥居、二ノ鳥居が参道にあり、これは三の鳥居。ここから鶴岡八幡宮の境内に入る。 ![]() 三の鳥居を越えたところに太鼓橋。関東大震災で一度壊れている。 ![]() 参道が続く。 ![]() 鶴岡八幡宮の背後にある山が歌枕の「鎌倉山」らしい。 ![]() 舞殿。 ![]() 結婚式が挙げられていた。 ![]() とにかく風雨が強くて大変だった。当然、靴はズブ濡れ状態。 ![]() 大銀杏の跡。 源実朝を暗殺した公暁が隠れていた大銀杏は2010年に強風のため倒壊。 ![]() 現在、ひこばえが成長中。 ![]() 本宮。 ![]() 境内の白旗神社の近くにあった「実朝桜」。実朝公の首塚のある秦野市から2011年に移植されたもの。5月に行ったので桜の花は跡形もなく散っていた。。 こんな鶴岡八幡宮を詠んだ歌 |
鶴の岡あふぎて見ればみねの松 |
源実朝 |
鶴が岡の神の教へし |
源実朝 |
年経たる鶴岡辺の柳原青みにけりな春のしるしに | 北条泰時 |
堯恵(北国紀行) |