すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


打歌山(うつたやま)(島根県益田市)







石見の海打歌の山の木の間より我が振る袖を妹見つらむか 柿本人麻呂(万葉集)


益田市の柿本神社に歌の駒札




打歌山の木々の間から袖を振る姿を妻は見ているだろうか、という内容。

石見国に赴任していた柿本人麻呂が都へ戻る時の、現地妻との別れの歌のようだ。

打歌山は、現在の大道山のこと(標高420m)。あるホームページの表現を借りると、「益田市の西方に聳え立つ名峰」とのこと。

名峰とはどんな山なんだろうと、興味があった。





こんな山でした
真ん中の、向こうの方に見える、高い山



拡大写真
左右対称に裾野が広がっており、名峰チックである
十分に歌枕の資格はありそうだ















津和野への道を急いでましたので、遠くから写真を取りました





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