すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


ウェスティン都ホテル京都(京都市東山区)




Wikipediaより





浅学なのか、今回初めて俳人「日野草城」の名を知った。



WIKIPEDIAによると、
 日野 草城(ひの そうじょう、1901年(明治34年)7月18日 - 1956年(昭和31年)1月29日)は東京都出身の俳人。本名は克修(よしのぶ)。「ホトトギス」で学んだ後、「旗艦」を創刊、女性のエロスを主題とした句や無季俳句を作り、昭和初期の新興俳句運動を主導。戦後は「青玄」を創刊・主宰し一転して静謐な句を作った。(日野草城)
とある。


この日野草城が1934年に発表した「ミヤコホテル」は新婚初夜のエロチックな情景(当時)を詠みあげ、この連作は世上物議を醸した。



けふよりの妻(め)と来て泊(は)つる宵の春
夜半の春なほ処女(おとめ)なる妻と居りぬ
枕辺の春の灯(ともし)は妻が消しぬ
をみなとはかかるものかも春の闇
バラ匂ふはじめての夜のしらみつつ
妻の額(ぬか)に春の曙はやかりき
うららかな朝のトーストはづかしく
湯あがりの素顔したしく春の昼
永き日や相触れし手は触れしまま
失ひしものを憶(おも)へり花ぐもり
日野草城
「ミヤコホテル」
10句



これは当時の都ホテル京都(現在のウェスティン都ホテル京都)を舞台としている。ただし、日野草城は新婚旅行をしておらず、これは完全なフィクションだという。(???)











実は子供が小さいころ、京都旅行でウェスティン都ホテルに泊まったことがある。四人で泊まれるかなり大きな部屋で、晩ご飯もホテル内のレストランでバイキング、翌日はホテルのプールで泳いだ。
子供が小さいときの楽しい思い出である。




ホテルのプール(屋外)





娘が背泳ぎの練習をした。













屋外プールではうまくいかないので、屋内プールに移動







いやはや、リゾートどころではなかった









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ウェスティン都ホテル京都のホームページより写真を転載






















最近は一人旅が中心で、ビジネスホテルに泊まってます。





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