すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
山室山(三重県松阪市)
「上から読んでも山室山、下から読んでも山室山」 と、こんなシャレしか思い浮かばないので、「YAHOO!辞書」の記述をそのまま転記してみる。
2015年11月、本居宣長の「菅笠日記」のゆかりの地を巡る一泊二日の旅に出た。(伊勢本街道と初瀬街道) そんな中、せっかく三重県まで来たのだから本居宣長の墓にも行くことにした。 駐車場からいきなり石段 そこそこ上ったところに妙楽寺。誰もいなかった。 そこから更に石段が続いていた。本居宣長の墓は山頂付近にあるらしいが、登頂を断念。ここまでで大満足。 山全体が市民の憩いの場になっているようだ。 |
山室に千年の春の宿しめて風に知られぬ花をこそ見め | 本居宣長 |
なきがらはいづくの土になりぬとも魂は翁のもとにゆかなむ | 平田篤胤 |
宿しめて風にしられぬ花を今も見つゝますらむ山むろの山 | 橘曙覧 |
妙楽寺の境内にこんな立派な歌碑があったけど、作者が誰だかわからない。 |
「やまむろ乃やまさくら花 ・・・」 と読めるが、そのあとがわからない。 インターネットで調べたが、ヒントもなかった。 |