すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


横山(大阪府和泉市)








岸和田市や和泉市の地誌を読んでみると、たまに横山の林業と炭の歴史の話が載っていて、そこには何種かの炭焼きを詠んだ和歌が紹介されてくる。

これらの和歌は大体同じ内容であるが、出典は万葉集とのことであり、時には新撰六帖であったり、作者も藤原定家が登場したりする。

といって、横山に行っても「万葉の里」とかの看板もなく、本当によくわからない。

ただ、横山は古くから林業の盛んな土地で、またここで焼かれた炭は「横山炭」と呼ばれ、上質で白い炭は都の貴族たちの間でも有名であったらしい。


よく分からない歌、二首



和泉なる 横山炭の 白ければ とうともつかず 問うこともなし


いかにして いかに焼けばや 和泉なる 横山炭の 色の白さよ


どちらも印象に残るような歌ではない





******





その横山に行ってみた。
 

 
大阪の一般的な田舎でした。





西国三十三ヵ所巡りの第4番
槇尾山の施福寺はここから





みかんも有名。「横山みかん」という











ん〜。とくに感想ありません。








copyright(C)2012 ゆかりの地☆探訪 〜すさまじきもの〜 all rights reserved.