すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
月をだに吉見の里の秋の暮松風ならでとふ人もなし | 俊成卿の女 |
「吉見の里」、 さて、吉見の里を訪ねて、いったいどこに行こうかなとインターネットで調べてみると、「道の駅 いちごの里 よしみ」がヒットした。 あんまり吉見の里に思い入れもないので、まあ、休憩がてらに道の駅に寄ってみることにした。 ![]() ![]() ![]() 「道の駅 いちごの里 よしみ」 埼玉県比企郡吉見町久保田1737 |
たづね来しよし見の里のもみぢ葉のこぞめの色は冬ものとけし | 蜂須賀茂韶 |
とひ来れば今を盛りにそめ出ていろもよし見のさとのもみぢ葉 | 諏訪忠元 |
蜂須賀茂韶(1846-1918)は、侯爵、フランス公使、東京府知事、貴族院議長 諏訪忠元(1870-1941)は、子爵、歌人、茶人 |