すさまじきもの 〜歌枕探訪〜


湯田(三重県明和町)




ま〜何というか、
今となっては、何がなんだか分からないが、
たまたま、鴨長明の伊勢紀に、「湯田の野にて、竹河をよめる」の詞書の歌が載っていたので、近くを通った際に寄ってみた。


まず、歌の紹介

竹河ゆた野をみれば はるばると 山田の原の 松はくもれる 鴨長明


この歌に出てくる地名の位置関係は下図のとおり



「竹河」は斎宮の近くの川、「山田の原」は外宮あたり。
伊勢街道はその間を今の近鉄線に沿って南側を通っている。
「湯田」は伊勢街道から少し離れているので、どうしてこんな歌が詠まれたのかよく分からないが、あまり考えないようにしよう。




湯田には「湯田神社」という伊勢神宮の摂社がある。とりあえず湯田神社に行ってみた。(地図の赤い旗のところ)



田んぼの真ん中にこんもりとした森があって、


どこが入口だか分からなかったが、駐車スペースがあり、そこから小道が続いていた。


入口。
右の四角柱の石に「湯田神社」と刻まれているが、入口に案内表示ははこれだけ。


社殿が右側にあるが、ここも伊勢神宮と同じように定期的に右と左に遷宮するのかな?

もしかすると、鴨長明はここに来たのかもしれない。




歌の詞書のように、湯田から竹河方面を望む。
一般的な田舎の風景があった。







湯田から山田の原(外宮)方面に車で走ってみた。







湯田4丁目の交差点















なんだかよく分からないページになりました。




copyright(C)2012 すさまじきもの 〜「歌枕」ゆかりの地☆探訪〜 all rights reserved.