すさまじきもの 〜歌枕★探訪〜 |
膳所(滋賀県大津市)
なんと書き進めていったらいいのか、わからない。 とにかく、滋賀県大津市の「膳所」は「ぜぜ」と読み、難読地名とされているらしい。 インターネットの「コトバンク」によると、 「古くは陪膳浜 (おもののはま) と呼ばれ,かつて宮中の食卓に魚を供する地であったことに由来。」(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典) とある。 「おもの」とは天皇の召し上がりものという意味らしい。 地形的な特徴から、「陪膳の崎」(おものさき)となり、 その後は、膳(おも)の崎 → 膳(ぜん)の前(さき) → 膳前(ぜんぜん) そして、「ぜぜ」と短くなった。 〜らしい。 <びわ湖大津よりどり観光ガイド(公益社団法人びわ湖大津観光協会)> そんな膳所、ゆかりの歌はこれ。 |
とどこほる時もあらじな近江なる陪膳の浜の海人のひつぎは | 平兼盛(拾遺集) |
すいませ〜ん。 歌を紹介しておきながら、歌の意味がわかりません。 しかしながら、現地には訪問してきた ![]() 湖岸道路。大津の市街地からは、東へ行って、近江大橋を越えたところ。 ![]() 公園になっている。 膳所城址公園という。 むかし、膳所城という城があったらしい。 ![]() こんなお城関係のような建物もあった。 ![]() 琵琶湖に面した部分。 ここが「陪膳浜 (おものはま)」であろう。 むこうに見えるのが、近江大橋。 少し前に無料化したという。(職場の滋賀県民情報) ![]() バス停も「膳所公園」 |